県マシンローイング大会

ボート競技では、12~1月にかけ乗艇練習ができなくなる時期は、エルゴメーターによる「マシンローイング大会」が行われる。専用のトレーニングマシンを使って、個々の力を測ることができる。マシンローイング大会は、結果を集約することで、離れた場所の選手とも単純に比較することができるので「通信制」の大会として、世界大会もあるほどである。この大会は、県内大会としてだけでなく、「全国マシンローイング大会」の地方大会(県単位で実施するB大会)も兼ね、また中学生が翌年3月に行う「全国中学校選抜ボート大会」(シングルスカルによる大会)の出場権をかけた「全国中学通信制マシンローイング大会」も兼ねている。特に中学生にとっては、全国ランキングで30位以内に与えられる出場権を獲得するために、秋から冬にかけ、この大会のために練習を積んできた成果を発揮する大事な大会である。通常は2000mを漕ぎ切るタイムで競われる。

静岡県は東西に長いため、東部地区大会を沼津で、西部地区大会を佐鳴湖周辺の施設で、同じ日に実施している。また、一般の方にも参加しやすい形で、「500m普及大会」として、市民レガッタや高校文化祭の会場で実施し、結果を年代別ランキングにしている。

県マシンローイング大会の結果はこちらからご覧ください。(令和元年度の大会より更新していきます。)